大切なのは形式より気持ち。お食い初めの献立を手作りして思うこと。(意味・やり方紹介)

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お食い初め

子どもが生まれると、たくさんの行事があることに気づく。お七夜、お宮参り、餅踏み、七五三。

親戚への連絡や必要な備品・食材の購入など、準備が大変だったりお金がかかるケースもあるので、やるかどうかは家庭によって意見が別れるところだと思う。

僕自身は、目的や意味を理解しないまま行うのはスッキリしないけど、立ち止まってこれまでのことを振り返ったり、子どものこれからを考えたり、親族一同で集まる機会でもあるので大切にしたいなと思っている。

先日、生まれてから100日目を祝う、お食い初めをおこなった。少し時期はずれてしまったけど、料理は手作りで準備をしてみた。めったに作らない料理で楽しくできたので、その内容や料理の意味について紹介したいと思う。

 

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お食い初めは「子どもが一生食べ物に困らない」ことを願って行う儀式

これまで母乳やミルクだけを食べてきた赤ちゃんが、それ以外のものを初めて口にするのがお食い初め。ただ口にするといても食べる真似をするだけで、実際に食べるわけではない。

時期は赤ちゃんが生まれてから100日目に行うのが一般的だけど、地方によっては110日目だったり、120日目だったり。

厳格に「この日に絶対」ということではなく、ちょうど100日目にあたる3ヶ月から4ヶ月頃は母乳から離乳食に変わる時期で、100日目はあくまでも目安として考えて、都合のいい日を選んでも大丈夫。

我が家は130日目くらいにやりました。

 

親戚や祖父母はできる限りで大丈夫

子どもとの行事で大変なのが、祖父母や親戚との調整だったりする。日程揃えるのも大変だけど、「どこでやるか」「お店はどうするか」など考えると、負担が増えて頭が痛くなる。

なので、我が家は僕と奥さんと3人だけでやりました。両親からのプレッシャーがあると難しいこともあると思うけど、行事はこれからもたくさんあるのと、いまは写真や動画でその時の様子を伝えることができるので、「できる限り」でやっていったほうがいいと思う。

 

食器類はセットを買うか、あるものを使うか

お食い初めで必要なのは、料理と食器。ただ、食器類は揃えるのも大変で、お金もかかる。新しくて、漆器や素焼き、男の子は朱、女の子は外側が黒で内側が朱塗りのものが基本だけど、今後あまり使う機会がなければ持ち合わせのもので大丈夫。

それとも、最近は成長しても使える食器セットがあるので、こういうのを買うのもいいかもしれません。うちでは形よりも「気持ち」が大事だよね、と食器はあるものでやりました。

それで、手作りでつくった料理はこんな感じ。

 

お食い初めの献立は一汁三菜

お食い初め
当初思っていたよりも立派に出来たかな、と思う。献立は一汁三菜で、

赤飯
焼魚
煮物
汁物
香の物

が基本のよう。上の写真からも分かるように、メニューが多くなったけど、それぞれには次のような意味が込められている。

鯛(めでたい)

お食い初め
お祝い事の定番、古くから祝いの席で振る舞われてきた、鯛。「めでたい」の語呂合わせで、栄養価も高いことから縁起がいいとされてきたそう。

尾頭つきのものがよく、頭から尾まで「首尾一貫」の意味から長寿の願いが込められている。

特に予約してなかったのけど、幸いにも近所のスーパーで連子鯛を発見。以来、一度も見かけたことがないので、本当に運が良かったんだと思います。調べると、スーパーでも鮮魚の予約ができるようなので、日程が決まっていたら予約がおすすめ。

赤飯(祝い事の定番)

お食い初め
災いを避ける、と言われている、赤飯。お祝い事の定番ですね。

しじみの吸い物(伴侶に恵まれますように)

お食い初め
本来であれば蛤を使うようだけど、しじみが冷凍庫にあったのでしじみに。

蛤を使うのは、二つに分けても、もとの貝殻としかピッタリと合わないことから、伴侶に恵まれるようにという意味が込められているため。吸い物に「吸う」力が強くなりますように、という願いを込めて。

梅干し(長生きできますように)

お食い初め
しわがいっぱいになるまで長生きできるように、という願いを込めて。

タコ(歯固め石のかわりに)

石のように丈夫な歯が生えますように、と願いを込めて。

本来であれば石を神社の境内から拾って(授かって)きて、お喰い初め後はキレイにして神社に戻すのが一般的。

けれど、地域によってはタコを使うこともあるそうで、石を拾ってきて返すのも面倒だったのでタコに。多幸(たこう)の掛けられていて縁起物だったので。

黒豆(まめな子に育ちますように)

基本セットには入っていないけど、オプションのような感じで縁起の良い物を添えることがある。たまたまみたレシピにのっていたので追加。

まめな子に育つように、という願いを込めて。

紅白なます(酢の物の縁起物)

お食い初め
香の物。紅白はおめでたさの象徴で、酢の物の縁起物とされている。人参と大根と三杯酢を混ぜあわせて出来上がり、初めてつくったけどシャキシャキ食感が美味しい。

筑前煮(見通しよくスクスク育つように)

穴が空いたレンコンは、見通しが良く、タケノコはすくすくと育つように、という願いを込めて。レンコン、タケノコ、ニンジンが定番のみたい。

かまぼこ(縁起物)

こちらも基本セットに入っていないのでおまけ的な一品。

以上がお食い初めでつくった料理たち。買って切っただけという品もあるので、調理時間は1時間くらい。見た目のボリュームの割に、短時間でつくれたので買い出しは大変だけど手づくりしてみるのもいいですよ。

 

あとは食べる(正確には食べる真似)だけ。でも食べ方にも順番があるんです。

 

ご飯→お吸い物→ご飯…

せっかくするのであれば、最後までやり方は通したいもの。食べ方にも順番があるので、
食べさせると言っても真似をするだけで大丈夫。

ちなみに食べさせ役は年長者で、長寿にあやかる意味を込めて、身内で最年長の人が行うのが本来のやり方。ただ、祖父母と一緒なら祖父母で、男の子は男性が、女の子は女性が膝の上にのせて食べさせる真似をするのが一般的。

うちはそれぞれが膝の上に乗せてやったので合わせて2回やることに。両親だけであれば、男の子はパパが膝の上にのせてママが食べさせる真似をする、女の子は反対に、という具合に2人で一緒に行ってもいいですね。

順番は、

ご飯→お吸い物→ご飯→お魚→ご飯→お吸い物

を3回繰り返した後に、歯固めの儀式を行って完了。

歯固めの儀式は、歯固めの石、今回であればタコにお箸の先端をチョンチョンとあてて、「丈夫な歯がはえるように」と願いを込めて、お箸の先を歯ぐきにチョンチョンとあてる。

以上のお食い初めの儀式はおわり。最後は記念撮影をして、料理は美味しくいただきました。

 

形式よりも大事なのは、気持ち

やってみて思ったのは、純粋に行事を自分たちで作るのは楽しいということ。準備する食器ややり方など、正式な方法とは違う部分もあったけど、やっぱり形式よりも気持ちの方が大切だと思う。

ただ事前準備から料理、全ての工程で半日以上つかったので、あまり時間がない、一連の準備が面倒だという人は、宅配“"もありだと思う。行事はそれぞれの家庭でやり方があってもいいですからね。

あくまで形式は、目的や思いを果たすために生まれたもの。気持ちがなければ、やる意味すらない。これからも行事はたくさんあるので、形式に気をもんで本来の目的を失わないようにしたいなとおもう。

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